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水元博子《花の咲く街》
¥180,000 税込
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画家は、宮崎市郊外の一軒家に数匹の猫と一緒に住んでいる。この家を訪ねる時には、玄関で愛想よく迎えてくれる白黒のブチ猫や、横目で闖入者をにらみ続けている黒猫などに挨拶をしなければならない。水元博子は早くにご主人をなくしたが、この家で一人息子を育て上げた。その子が成人したころ、軽度の脳梗塞を発症し、視界にやや後遺症が残るが、現在は絵筆を持つ生活を再開している。ともに暮らす猫の絵や花の小品などが現在の制作の主体だが、宮崎の芸術集団「フラクタス」に所属していたころの掲示の作品には鮮烈な赤と、白い花が街並みを装飾し、黒潮のとどろきが聞こえる南の国の町から、異界へと通じる交差点へと案内されるような幻想性がある。
＜ジャンル＞絵画
＜技法･材質＞油彩／キャンバス
＜作品寸法（cm）＞45.5×38.5 *F8号
＜所属：空想の森アートコレクティブ事務局＞
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