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高見乾司《荒神-1》
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森の中から出てきた「荒神」は、神主と問答をする。その土地に古くからいます地主神たる荒神は怒っているのである。山や森、宇宙星宿・森羅万象を支配する荒神に無断で山に入り、榊の木を伐りだし、御神屋を設えて賑々しい祭りを行っていることに抗議しているのである。荒神は、神楽を一時止めてしまう。そこへ神主が出て、私どもは天照大神が岩戸にお隠れになってこの世が闇になったため、再びこの世に呼び返すまつりを行っているのです、と理(ことわり)を述べる。その二時間に及ぶ問答によって神楽の由縁や、宇宙星宿を凝縮し、母の胎内を象形した天蓋の下で一夜の神楽が舞い継がれるという神秘が解き明かされて、神楽が再開され、祭りの夜が更けてゆく。神楽の荒神問答とは、先住の自然神と渡来の文明神との出会いと激突・相克と和解・協調の物語を象徴するものである。
<ジャンル>絵画
<技法・材質>水彩・アクリル・水墨・染料・漆喰など/和紙
<作品寸法(cm)>:25.0 × 35.0
<所属:空想の森美術館コレクション>
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