1/5

高見乾司 《神和(かんなぎ-1)》

¥60,000 税込

残り1点

この商品は送料無料です。

女面の舞「かんなぎ」は、九州脊梁山地の秘境・米良山系から高鍋平野を経て宮崎平野部、霧島山系、日南海岸沿いの神楽にまで分布し、「神和」「大神舞」「山の神」「天鈿女命」などと表記される。御幣を担ぎ、扇でその柄を軽く打ちながら登場し、御神屋を右回り、左回りと静かに巡り中央で御幣の神徳を讃える唱え事をする。その後、扇を採り右手で印を切りながら呪術的な舞を舞う。「岩戸」の前で舞った天鈿女命の舞は本来、このような呪的な芸態だったのではないか。天鈿女命の舞が宮中の「御巫<みかんなぎ>」に伝えられ、神楽の演目として伝承されたのではないか。
遥かな女性芸能の源流をたどる推理を可能にする芸態であり、分布のひろがりである。この演目は、男性の舞人が女面をつけて舞うが、近年、女性が舞う例が増えている。そしてその舞はたおやかで、優美である。

<ジャンル>絵画
<技法・材質>水彩・アクリル・水墨・インク・染料など/和紙
<作品寸法(cm)>16.0 × 30.0
<所属:空想の森美術館コレクション>
*備考
・送料は別途(地域別)計算となります。

商品をアプリでお気に入り
  • 送料・配送方法について

  • お支払い方法について

¥60,000 税込

送料無料

最近チェックした商品
    その他の商品