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高見乾司　《神楽　神崇(かんしい)》

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神楽の「神崇、神垂、神師、神水」などは「かんしい、かんすい」と読む。いずれも太刀を採りものとして舞われる勇壮な舞である。軍神の戦さ支度の舞、戦の前の戦勝祈願の舞ともいう。高千穂神楽では若武者が激流を潜り抜け高天原に向かう舞と伝えられる。各地とも、岩くぐりや反転などを繰り返す激しい舞いぶりをみせることから、太刀の威力による国造りの舞と理解されるのである。太刀=劔は武具であり、戦闘用具だが、古くは強い呪力を持つ呪具として祭祀儀礼に使われた。

＜ジャンル＞絵画
＜技法･材質＞水彩・水墨・染料・インクなど／和紙
＜作品寸法（cm）：16.0 × 30.0＞
＜所属：空想の森美術館コレクション＞
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